滝山城跡を目指す

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    前回辿り着かなかった滝山城跡を再び目指す。
    前回は、多摩大橋を渡って最初の交差点を右折してしまったため、予定外の登坂コースに迷い込んでしまった。今回は多摩大橋から真っ直ぐ小宮の駅を抜け、丘陵地帯の反対側から回り込む作戦でいく。
    今日は風が冷たい。こんな日は多摩川の土手を走るより、新奥多摩街道を通る方がナンボか楽なことか。それでも、多摩大橋では北風を自転車の真横から受ける。これだけは避けようがない。やっと多摩川の右岸に渡ったころ、ふと空を見上げると、黒く重く低い雲が進行方向に広がっていた。さっきまでの青空はみるみるうちに覆い隠されていく。天気予報は晴れ時々曇り。大丈夫かしら?
    例の交差点(多摩大橋南)に差し掛かる。予定通りまっすぐ進む。地味に登り坂。もちろん前回ほどじゃない。坂の途中のうなぎ屋から気が遠くなるほどいい匂いがしてくる。匂いだけで元気になってしまうとは、うなぎの蒲焼恐るべし。
    八高線を超えて田島橋で右折する。やがて八王子バイパスにぶつかる。ここで混乱。方向感覚が狂っている。多摩大橋を渡ってから1回しか右折していないから多摩川と並行に走っているなんて単純に考えていると痛い目にあう。道なりに進んでいるといつの間にか90度曲がっていても気が付かない。おまけにこの空模様。太陽がどっちにあるかもわからない。ここは地図を見て現在地を確認しよう。(行き当たりばったりの私にとってこの行為は非常に稀有なものだ) どうやら方向は間違っていなかったようだ。バイパスに沿って進むと「道の駅八王子滝山」の看板が見える。東京都で道の駅はここだけだそうだ。天気が危ういので寄らずに進む。
    さっき確認した地図によると、そろそろ右折した方が良いと思われる。広い交差点に差し掛かったところで右に折れる。正面突き当たりは純真女子大だ。そこを左に曲がってさらに進む。乗馬クラブ。なんとなくどっかのブログで読んだような気がする。たぶん、まだ行き過ぎてはいない。さらに進む。コンビニが見えた。その先に「滝山自然公園入口」の看板?が静かに立っていた。
    シイタケ農家とアパートの間に道は続き竹藪の中に吸い込まれていく。天気のせいかもしれないが竹藪の中は薄暗くて鬱としている。すぐに急な上り坂になる。自転車を押して登る。5メートルで息が切れる。寒いはずなのに汗でびっしょりだ。よくよく見れば、上り坂の左右は土塁になっているようだ。さらに進むと、左手に空堀らしき跡まで見える。おー!間違いない。滝山城跡だ。
    坂道を登りきると平坦な道に出る。曲輪跡だけでなく、土塁、土橋、馬出し、空堀と中世の城の遺構のオンパレード。まさに現地見学会だ。絵や写真で見てピンとこなかったものが、ほぼ実物で見られる。城=土木工事であることがはっきりと認識できる。感動で身体が震えた。と思ったら、雪が舞い始めた。寒い。ヒートテックが汗でびしょ濡れになり、さらに体温を奪う。身体の震えは寒さのせいだったようだ。中の丸から多摩川をしばらく眺めていたが、余りに寒いし雪は止みそうにないので、今日のところは引き上げることにした。また、きっと来るからね。
     



     

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