G球場の隣、小沢城址

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    三鷹から調布を抜け多摩川を渡る。稲城市と川崎市の境(東京都と神奈川県の境でもある)の小高い丘陵の端っこに位置するのが小沢城址だ。以前、この丘陵の縁を流れる三沢川に沿ってチャリで走ったことがある。穴沢天満宮がなにやら由緒ありげに三沢川沿いの崖の上に鎮座していた。境内を覗いてみたときに「小沢城址→」の看板を見つけた。季節的には梨の花が咲く頃で、繁みの中を指し示すその看板に従ってみる気にはなれない時期だった。それからず〜っと気になっていたのだが、「お昼頃まで家でゴロゴロしていて、こんな時間からじゃ遠出は無理」というわけで小沢城址を訪ねることにした。
     
    WEBで見ると登り口が分かり辛いらしい。穴沢天神から登ってもよいのだができれば大手道から登りたい。地図を見ながらチャリを走らせることにした。
    三沢川を越えて住宅地を谷の奥まで進む。右手の丘陵が目指す小沢城址であろう。そのうち一般住宅の前に目立たない看板を見つけた。その横の階段が竹藪の中に続いている。自転車を道路脇に止めて登城開始。よく整備された竹藪の中を上り坂が続く。途中、平地を見つけると、もともと曲輪だったところを後世に整備したものではないかと目を凝らして観察してみる。飽きない。
    竹藪を抜けると尾根道に出た。今歩いてきた竹藪のすぐ横には見るからに竪堀という窪地が下の方まで続いている。反対側も竪堀のようだ。すると今立っているここは堀切だったのかもしれない。曳き橋でもあったのかも、と想像しながら尾根道らしき道を西側の城址公園へ向かう。右手に小さく小高い見張り台(らしき)跡を見ながら進むと、やがて広場に出る。広場の手前側(歩いてきた方)はやや高くなっていて石碑等々がたっている。立派なものだ。広すぎる広場は馬場でもあったのだろうか、それとも切り開かれて農地化されてしまった後だろうか。広場は小高い木々で囲まれている。北側にはすぐフェンスが張り巡らせてあって、覗き込むとフェンスの下は車道が丘陵地を駆けあがり、その道路の向こうに駐車場が見える。その道路は城址公園の北側からぐるりと西側に廻りこみ、ジャイアンツ球場へと延びている。
    さっき登って来た竹藪まで戻る。東側は物見台だったようで、もう一段高いところまで階段が続いている。狭い曲輪は確かに物見台程度の広さしかない。さらに東側へ降りて登る。登りきったところに浅間神社がある。小さな祠を祀った曲輪は多摩川に向かって開けている。多摩川までは結構距離があるように思えるが、多摩川およびその沿道という重要交通網の抑えとして機能していたであろうと想像がつく。浅間神社から南側へ降りる。広場のあった方がメインかと思ったが、浅間神社の南側の曲輪が本丸のようだ。堀切もよく残っている。
     

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