箱根湯坂路を歩く

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    箱根湯本から湯坂路を往く。

    湯本の駅から歩き始めて10分ほど、橋を渡ってすぐ正面の山に人ひとりがやっと通れるほどの細道が斜面を登っている。ハイキングコース入口の道標がこじんまりと立ててある。ここから登る。金曜日に降った雨のためか、ハイキングコースの土も石もまだ濡れていて油断すると滑りそうだ。旧街道らしく石畳が残る箇所もあるが、結構急な登りで予想以上に歩きにくい。下の道路を通る車の音が

    あっという間に聞こえなくなった。替わりに野鳥のさえずりがはっきりと聞こえてくる。野鳥たちに励まされて登り続けると、すぐに平坦地に出る。湯坂城跡だ。土塁跡と曲輪跡は残っているが、道を通すのに主要な城郭の要素は削られ埋められたに違いない。尾根筋に築かれているのであるから、さぞかし立派な堀切があったはずだ。湯坂城跡を過ぎると、再び登りが待っていた。(後から思えばこの登りは堀切跡かもしれない・・・)

     

    芦の湯側の出口にようやく辿り着く。鷹巣山からはあっという間だ。こちらから登ればずいぶん楽なように思える。

    芦の湯の出口の少し手前に飛龍の滝経由で畑宿へ降りる分岐点がある。今日はこちらから畑宿経由で戻る。針葉樹の植林の中、長い階段を降りていく。非常に歩きにくいステップ幅と高さで一気に下る。こちらかは絶対に登りたくない、そう思わせる階段だ。右手方向から水の流れる音がしてくる。滝が近いのだろう。針葉樹の植林を抜けてもまだ下る。ゴツゴツとした山道を滑らないように慎重に降りる。川の音がはっきりと聞こえてきた。正面に橋が架かっている。飛龍の滝だ。橋を渡って少し登ると、滝の一段目が見えるところまで行ける。

     

    もう1、2週遅ければもっと紅葉も鮮やかな色を見せてくれたかもしれない。このコースの残念なところは、眺望スポットがほとんどないことだろうか。そうは言うものの、ハイキング道は非常によく整備されており、またハイキングコースの入口も複数あって自分に合ったコースが設定できるのは非常に素晴らしい。

     


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